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アレルギー Q & Afaq
給食でパンを食べても大丈夫なのに、お昼休みに運動場でアレルギー症状が起きることがあります。パンはもう食べられないのでしょうか?
原因となる食物を食べるだけでは症状はおきず、食べた直後に運動することでアレルギー症状が起きる「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」という病気が考えられます。原因となる食物を食べた後は2時間、もし、可能であれば4時間は激しい運動を控える。あるいは、体育など食後に運動をする予定がある場合には、原因となる食物を食べないようにすることで予防します。
蕁麻疹が出やすい場合に生活で注意すべきことは何ですか?
蕁麻疹は、一般に寝不足や身体が疲れているときに、出現したり、悪化しやすい傾向がみられます。規則正しい生活や十分な睡眠をとることをお勧めします。膨疹が多発している時は、痒い部位は冷やす(寒冷蕁麻疹は除く)ようにし、飲酒、運動、熱いお風呂への入浴、強い紫外線暴露などを避けてください。また、症状が落ち着いていても、医師の指示通り規則正しくお薬を服用ください。
重症の喘息(ぜんそく)に対する治療にはどんなものがありますか。
喘息の症状(咳、呼吸困難など)は吸入薬(ステロイドや気管支拡張薬との配合剤など)や副作用の少ない薬を組み合わせれば、多くの患者さんでは十分に症状が安定します。しかしながら、医師から指示された治療をきちんと続けても、発作のために救急室を受診しなければならない重症の患者さんがいます。そのような患者さんには、気管支に炎症を起こす原因になっている物質や炎症を起こしている細胞に反応して作用を止める抗体製剤と呼ばれる注射薬を使用します。専門医の指導のもとでの、適切な使用が勧められます。