アレルギーQ&A

福井県のアレルギー疾患医療拠点病院に指定、

疾患の対策推進に取り組みます

アレルギー疾患患者の増加に対応するため、大学病院としての実績をもとに専門医を育成し、自治体等への支援、地域住民に対する情報提供活動を行います。

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アレルギー Q & Afaq

おとなで2ヵ月以上前から咳が続いています。どのような病気でしょうか。

咳の原因は様々ですが、感冒(通常ウイルス感染)の後に咳が続くことがありますが、通常3週間程度で治まり、2カ月以上続くことは少ないと思われます。咳が2カ月以上続く時には、胸部X線撮影を行って異常な陰影がないことを確認し、異常がなければ、痰があまり出ない咳なのか(乾性咳嗽)、痰を伴う咳(湿性咳嗽)なのかを判断する必要があります。痰が出ない咳の場合、喘息、咳喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症などを疑います。痰が多い咳の場合、慢性副鼻腔炎や気管支に慢性の感染症が存在する副鼻腔気管支症候群という病気が最も疑われます。これらの病気が複数あって、咳の原因になる場合もありますので専門医の診察が必要です。

給食でパンを食べても大丈夫なのに、お昼休みに運動場でアレルギー症状が起きることがあります。パンはもう食べられないのでしょうか?

原因となる食物を食べるだけでは症状はおきず、食べた直後に運動することでアレルギー症状が起きる「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」という病気が考えられます。原因となる食物を食べた後は2時間、もし、可能であれば4時間は激しい運動を控える。あるいは、体育など食後に運動をする予定がある場合には、原因となる食物を食べないようにすることで予防します。

軟膏はどれだけ塗ればいいですか?

チューブに入った軟膏の場合、人差し指の先端から最初の関節まで絞り出した長さの分で、大人の手のひら2枚分の広さを塗るのが目安になります。塗った直後にティシュペーパーが引っ付きそうな感じになるくらいが適量です。軟膏をゴシゴシ刷り込んでしまうと、炎症が強い皮膚の盛り上がった部分に軟膏が十分いきわたらなくなるため、刷り込まずに表面に載せるような感じで塗りましょう

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