アレルギーQ&A

福井県のアレルギー疾患医療拠点病院に指定、

疾患の対策推進に取り組みます

アレルギー疾患患者の増加に対応するため、大学病院としての実績をもとに専門医を育成し、自治体等への支援、地域住民に対する情報提供活動を行います。

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アレルギー Q & Afaq

軟膏はどれだけ塗ればいいですか?

チューブに入った軟膏の場合、人差し指の先端から最初の関節まで絞り出した長さの分で、大人の手のひら2枚分の広さを塗るのが目安になります。塗った直後にティシュペーパーが引っ付きそうな感じになるくらいが適量です。軟膏をゴシゴシ刷り込んでしまうと、炎症が強い皮膚の盛り上がった部分に軟膏が十分いきわたらなくなるため、刷り込まずに表面に載せるような感じで塗りましょう

気管支サーモプラスティという治療について教えてください。

気管支鏡という気管支へ挿入するファイバースコープを利用して、ラジオ波という熱を発生する特殊なカテーテルを用いて、気管支を内側から加熱して、気管支を狭くする筋肉を減らす治療です。通常、3週間以上の間隔をあけて、3回に分けて治療を行います。治療は入院での治療になります。喘息(ぜんそく)患者さんのなかで標準的な治療を行っても症状が安定しない患者さんが対象になりますが、全ての患者さんに適した治療ではありませんので、アレルギー専門医、気管支鏡専門医によくご相談ください。

気管支喘息は治りますか?

小児の気管支喘息には様々なタイプが有り、発症年齢、喘息の重症度、アレルギー素因の有無により”治りやすさ”は異なります。乳幼児期早期のかぜをひいた時にだけ喘鳴を生じますが、アレルギーが無い場合には、年齢とともにかぜをひくことが少なくなると、症状がでなくなり、自然治癒していくことが有ります。一方、アレルギー素因がある場合や、重い発作を繰り返す患者さんでは、成人期まで持ち越したり、一旦治ったようにみえても成人になって再発したりすることがあります。 喘息発作を繰り返すとリモデリングといって気管支の構造の変化が起こり、呼吸機能が低下して治りにくくなります。そのため、喘息の治癒を目指すさめには、喘息のコントロールを良好にして、喘息発作をゼロにすることが重要です。

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