アレルギーQ&A

福井県のアレルギー疾患医療拠点病院に指定、

疾患の対策推進に取り組みます

アレルギー疾患患者の増加に対応するため、大学病院としての実績をもとに専門医を育成し、自治体等への支援、地域住民に対する情報提供活動を行います。

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アレルギー Q & Afaq

食物アレルギーは治りますか?

原因となる食物、発症した年齢によって異なりますが、乳幼児の卵アレルギーは6歳で66%、牛乳は3歳で60%が自然に治ることが報告されています。学童期以降に発症した食物アレルギー、甲殻類、果物やナッツアレルギーは治りにくい傾向があります。

ダニアレルギー対策として掃除はどのようにすればよいですか?

床や畳の掃除は少なくとも3日に一回、1m2当たり20秒かけて掃除機がけをすることが望ましいとされています。布団などの寝具は、1週間に1回、1m2当たり20秒かけて、シーツを外して寝具両面に直接掃除機がけをすることが望ましいとされています。寝具を日光に当ててダニを殺すだけでは、ダニの死骸が残り喘息を引き起こす可能性があり、掃除機で吸引してください。  また、室内環境中のダニは管理の行き届かない部分で大増殖することがあり、年に1回は大掃除をしてください。

吸入ステロイドは副作用が心配です。長期間使用しても問題ないですか?

吸入ステロイドは、内服や点滴で投与されるステロイドと異なり、薬剤が到達した気管支に主に作用し、全身への影響が少ないようになっています。 多量の吸入ステロイドを長期間使用すると、成人になった時の最終身長が1cm低くなることが報告されていますが、しかし、吸入ステロイドを使用しないことで喘息発作を繰り返し、内服や点滴でステロイドを使用する回数が増える方が、ステロイドによる副作用が問題になります。そのため、全身性のステロイドの副作用を回避するためにも吸入ステロイドを適切に使用することが重要です。 全身性の副作用以外にも、口腔内に付着した吸入ステロイド剤のため、口の中にカビが生えたり、声がかれることがあります。これら局所の副作用を防ぐために、吸入後には必ずうがいをするか、水を飲んで洗い流すことが重要です。

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