好酸球性多発血管炎性肉芽腫症（EGPA）

• 概要

概要

喘息の経過中に好酸球という白血球が異常に増加し、血管の炎症（血管炎）が原因で発熱、手足のしびれや筋力の低下、紫斑などの皮膚症状を伴う病気で国の指定難病になっています。心臓、腎臓や消化器の症状がみられる場合もあり、治療はステロイドの全身的な投与、免疫抑制薬、抗体製剤の併用などが行われます。難治性の末梢神経障害では免疫グロブリンの大量投与も適応になります。